~Hornsea 特集~
ホーンジー(Hornsea Pottery)社は1949年に、
コリンとデスモンド・ローソン兄弟とフィリップ・クラピソンによって、
イギリスのイーストヨークシャーに設立されました。
主製品は家庭で日常的に使えるようなテーブルウェアです。
洗練されたデザインの上、丈夫で普段使い出来る品質の為、ホテルのビュッフェやカフェ、
一般家庭と幅広いシチュエーションで好まれ使用されていました。
特に、フィリップの息子でありチーフデザイナーとして活躍していたジョン・クラピソンの作品は、
留学経験地の北欧の影響を多大に受けており、北欧デザインをイメージさせる幾何学的なデザインで、
ホーンジーのメインシリーズと言えるでしょう。
残念ながらホーンジー社は2000年に解散しましたが、
今でもその人気は高く、当時の商品は希少でコレクタブルとなっています。
現在イギリスのV&Aミュージアム内に常設展示されている事からも、
今後も人気が上がる事が予想されるメーカーのひとつです。
~Hornsea 種類~

Hornsea Saffron~サフラン~
花模様のように配置された円形と
マットな質感が特徴的なサフラン。
パターンデザインはエアルームと同じくジョン・クラピソン氏。
エアルームの成功をもとに製造されたシリーズです。
北欧留学経験のあるジョン氏ならではの、
北欧を彷彿させるデザインは
今日でも色褪せる事無く食卓を飾ります。

Hornsea Bronte~ブロンテ~
当時、ホーンジー社が新しいエアルームを披露した!
と話題になったブロンテシリーズ。
パターンデザインはジョン・クラピソン氏。
銅錆びのグリーン、柔らかい色味のブラウンと限りなく
黒に近い深いブラウンの3色を使ったデザインは独特で、
ひと目で惹き込まれてしまいます。